近年、技術立国、知的財産立国が、日本の将来のために重要となっている。技術立国、知的財産立国を支えるのは、技術者、研究者などの理科系人材や、クリエイターなどの創造的な人材である。
技術立国、知的財産立国では、人材育成と称して、これらの人材の数を増やす議論が活発に行なわれる。そのこと自体は必要なことであろう。しかし、その結果、しばしば、理科系人材や創造的人材の地位が下がっていくという副作用の側面は見落とされがちになる。
しかし、技術立国、知的財産立国の担い手の地位が下がってしまうのでは、真の意味での技術立国、知的財産立国はできないのではないだろうか。優秀な人材が、技術立国、知的財産立国の担い手になることを誇りに思えるような社会が望まれる。真の技術立国、知的財産立国の実現のためには、理科系人材の地位の向上、創造的な人材の地位向上が重要である。
そこで、本ホームページでは、日本の未来のために、真の技術立国、知的財産立国について検討する。 |
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