技術立国と知的財産立国 本文へジャンプ
知的財産立国の推進


知的財産立国の推進にあたって、人材育成ということがよく言われる。しかし、人材育成をしようとして、理科系人材、創造的人材の人数を増やすだけでは、その地位は低下して、長い間には逆効果になってしまう。

真の知的財産立国の推進にあたっては、理科系人材、創造的人材の地位を向上させるという視点が不可欠である。数で勝負しようとしてはいけない。数なら中国の方が上である。全体の質の向上が重要である。
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理科系人材、創造的人材の地位の向上に欠かせないものが、知的財産の強い保護である。知的財産を強く保護することにより、理科系人材、創造的人材の経済的な価値が高まる。

知的財産の強い保護により、これらの人材が会社等に多大の利益をもたらすようにになる。それに伴って、これらの人々の地位も向上するのである。
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知的財産立国を強力に推進することが重要である。理科系人材、創造的人材が、会社等により多くの利益をもたらすことにより、これらの人材がお金のための雑用に煩わされずに、自由に創造活動に打ち込むような環境作りがより容易になる。地位の向上というのは、給与などの金銭面だけではなく、これらの人材が、自由に生き生きと研究・開発等の活動に打ち込めることをいう。

これらの人材がわくわくしながら研究・開発・創造活動に取り組むことこそが、真の知的財産立国、技術立国の実現につながるのである。
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